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特集3 バイオ燃料で注目!とうもろこし特集

小麦、米と並んで「世界の3大穀物」と呼ばれるとうもろこし。実は日本は、世界の約25%もの輸入量を誇る世界一のとうもろこし輸入国なのです。その用途はコーン缶、マーガリン、スナック菓子など、おなじみの食品だけではないって知っていましたか?ガソリンの代替燃料として注目されているバイオ燃料(エタノール)の原料として、また輸入量の7割以上は家畜用の飼料として使われているんです。そんな生活に欠かすことのできない穀物であるとうもろこしを、先物で取引するときのポイントについてまとめました。

アメリカの生産動向に注目!

とうもろこしの世界最大の生産国は米国で、生産量は約4割、輸出量は約6割ものシェアを誇っています。中国、アルゼンチン、南アフリカなどもとうもろこしの生産国ですが、シェアは高くありません。

 

そのため、米国の生産動向がとうもろこし価格に大きな影響を与えています。

米国中西部の主要なとうもろこし産地は「コーンベルト」と呼ばれています。「コーンベルト」での作付け開始から収穫完了までの時期を「天候相場」と呼びますが、これは生育期の天候によってその年の豊凶が変わり、相場が大きく変動する傾向があるからです。

とうもろこしの収穫期(10〜11月)から作付けが始まる翌年の春までは、天候要因から消費や輸出などの需給要因へと注目材料が移っていくため「需給相場」と呼びます。本格的な収穫が始まって新穀が出回るようになる10月から翌年4月までが「需給相場期」と呼ばれています。

供給から需要を差引いたものを期末在庫(8月末現在の在庫)と呼びます。さらに期末在庫を需要で割った比率が「在庫率」となり、需要と供給のバランスを判断する目安となります。15〜20%が適正水準、20%以上で過剰、15%以下でひっ迫とされています。
毎月10日前後に米農務省(USDA)から発表される需給報告で、期末在庫と在庫率の見通しを知ることができます。また生産高や四半期在庫、作付面積なども米農務省から発表されています。

とうもろこしは需要の5割以上が飼料用として消費されています。大豆粕、コーリャン(マイロ)、麦なども配合飼料として使用されていますが、原料としての消費量はとうもろこしが60%以上を占めています。そのため、家畜頭数の増減や種類などもとうもろこしの需要量に大きな影響を与えています。

とうもろこしの価格変動の原因は?

とうもろこしは生産国が限られていて需要も多いため、生産・需要の動向や、天候によって価格が大きく変動します。主な価格変動要因をまとめてみました。

1.米国とうもろこしの需要

需要相場期(収穫が始まる10月位から次の作付けが始まる翌年3月位まで)には、需要(消費)の動向によって相場が決まります。需要動向は家畜飼料用と輸出用に大別されます。

家畜飼料用需要:配合飼料用需要と農家の自家消費分を指していますが、明確な統計がないため、米農務省(USDA)から発表される家畜頭数の統計などに注目します。

輸出需要:輸出検証高、輸出成約高などの週間ベースで追跡されており、輸出統計の増減や需要国の成約状況が相場に反映されます。

2.為替要因

他の国際商品(国際的に大量の取引が行なわれる商品)と同じく、日本国内では円高になると輸入価格が低下し、とうもろこし価格も下落します。逆に円安になると価格が上昇します。

反対に輸出国である米国では、極端なドル高は輸入国側の価格の上昇を招き、CBOT(米国の先物商品取引所であるシカゴ商品取引所)の価格が弱気傾向になる要因となります。逆に極端なドル安は輸入国側の価格下落要因となり、強気の要因となります。

3.米国競合国の生産・輸出の動向

中国は伝統的に韓国、日本などの近隣アジア諸国へとうもろこしを輸出してきましたが、国内の需給がひっ迫すると輸出を停止して大量輸入に転じ市場のかく乱を招きました。そのため、中国の動向には注意が必要です。

また、アルゼンチンと南アフリカ共和国は南半球のため、米国とは逆に10〜12月にとうもろこしの作付けを行い、3〜5月に収穫をします。そのためこの2国の生産動向が春のシカゴ相場を圧迫する可能性があります。

4.統計発表

主要産地である米国の農務省(USDA)の統計は、価格変動の傾向を知るために重要です。作付け面積、生産高、需給見通し、四半期在庫などに加えて、輸出検証高、輸出成約高、成育進度報告、作況報告などが週間ベースで発表されています。

 

米国だけでなく、世界主要国の生産、需給見通しも発表しています。

東京とうもろこし取引


取引所 東京穀物商品取引所
呼値 1トン
取引単位 100トン
標準品 USDA規格No.3
呼値の単位 10円
受渡単位 100トン
取引方法 システム売買方式による板寄せ方式
取引時間 前場1節:9:00 前場2節:10:00 前場3節:11:00
後場1節:13:00 後場2節:14:00 後場3節:15:00
限月 12ヶ月以内の奇数月
納会日 受渡日の属する月の前月15日
受渡日 受渡月の1日から末日まで
取引証拠金(先限) 60000円
値幅制限(先限) 400円

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