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さまざまな注文方法


成行注文


商品取引市場で、実際に注文を出すには、基本的には2つの方法があります。

一つは、「成行注文」と呼ばれるものです。この注文はもっとも注文が成立(約定)される可能性が高い注文です。

 

値段を指定しないで、「いくらでもよいから今すぐ約定したい」という時に使います。ストップ高・ストップ安など、またはそれ以外の注文が売りか買いの片方に殺到していない限りは、すぐに注文が成立することになります。

 

成行注文は、ほかの注文よりも優先して成立しますが、同じ成行注文であれば先に出したほうが優先されます。これを「時間優先」の法則といいます。一瞬の差で獲得したい価格の注文が先にとられてしまい、割高の約定になってしまうことはよくあることなので注意しましょう。

 

また、出来高の少ない場面では、大量に注文すると思わぬ価格をつけてしまうことがあるので、タイミングを見極める必要も生じてきます。そういった意味では、使いどころの難しい注文方法といえるでしょう。

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指値注文


商品取引市場で決められている注文方法のもう一つは「指値注文」です。もうお分かりだと思いますが、注文の仕方としては、株式と同じと考えて間違いないでしょう。

 

指値注文は、価格を指定して注文します。その価格、もしくはそれ以上に有利な価格で注文を成立させます。成行注文と異なるのは、その注文に見合った反対ポジションの注文が無い限り、注文が成立しないということです。

 

たとえば価格1000円の買いの指値注文であれば、1000円以下の売りの注文か、成行の売り注文が無い限りその注文は約定されません。その場合も、同じ1000円の指値注文であれば、先に出したほうが優先されます(時間優先)。

 

また、値段が相手側にとって有利であれば、時間優先に関わらず価格が最優先されます(価格優先)。遅く出しても1010円の買い注文が優先されるということです。

成行注文と異なり、約定価格に関しては不測に事態が生じる心配はありませんが、注文が成立しないことがあるので、その点は工夫する必要が生じてきます。

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引成注文


商品取引所の基本的なルールとしては、成行注文と指値注文があるのみですが、その他にもトレーダーの利便性を考えて、さまざまな条件を組み合わせた注文方法が用意されています。現在は商品取引会社によって差があることはほとんどなく、各社横並び状態です。

 

必ずあるのが「引成注文」です。正確には「引成行注文」といいます。これは商品取引所の終了時間に合わせて成行注文が出されるものです。

 

一日の情報が集約されてもっとも正確な値段がつくのが、大引けの値段だという見方もあります。そのため、引けにはかなりの数の注文が出されます。その意味では、細かい価格に頓着することなく、売りや買いのスタンスがあるだけであれば、引成注文を利用するのもいいでしょう。

 

ただし、注文が片方に偏っている場合は、引けでの注文が成立しない場合もあるので注意してください。特にストップ高・ストップ安のときは、買いと売りの注文バランスが取れていない状況なので、成行注文が大変成立しにくくなっています。

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指成注文


指値注文が成立しなかった場合に、大引けで成行注文に変わる「指成注文」というものがあります。

指成注文では、指値の注文が大引きまでに全部、または一部が成立せずに残った場合に、残りの枚数を大引け時に成行注文として執行します。正確には「指値成行注文」といいます。

 

たとえば、1000円で買いの指値注文を出していたとしたら、一日の動きのなかで1000円以下に到達しなければ、そのまま成立せずに終わってしまうことになります。このとき、買いをその日のうちに成立させたいのならば、1000円で買えないことが分かってから注文を出すのは、トレーダーとして大変面倒な作業になります。

 

したがって、指成注文は、成立価格を重視しながらも最悪注文が成立しないことは避けたい場合に利用します。

指値注文は成立しないで一日が終わってしまうことが欠点の一つとも考えられますが、その欠点を補う引成注文を兼ねていることがポイントといえるかもしれません。

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ST注文(ストップ注文)


指定した価格で手仕舞いをするように指示できる「ST注文(ストップ注文)」というものがあります。ST注文とは「STop order」の略です。

 

ST注文は、反対決済をするときの価格を決めるものです。反対決済が買いの場合は、「○○円以上」、売りの場合は「○○円以下」という条件に達すると、成行注文が執行されるものです。

 

主に損失を限定する(ストップロス)目的で使われます。価格がその値段に達してから注文をだすため、その値段で必ずしも約定されるわけではありませんが、よほどのことがない限り、その値段付近で決済することができるため、損失を想定内に収めることができます。

 

ST注文を出すときに指定する条件価格は、当然のことながら値幅制限内でなければなりません。また、注文を出した時点ですでに条件に達している場合は、その“注文自体が無効”になるので、約定されないことに注意しましょう。

あとで説明する逆指値注文によく似ています。

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STL注文(ストップリミット注文)


ST注文に類似している注文方法として、「STL注文(ストップリミット注文)」があります。STL注文は「STop Limit order」の略で、指定した条件に達した場合に、指値注文を執行するものです。

 

条件の指定の仕方は、ST注文と同様です。注文時に、反対決済が買いの場合は、「○○円以上」、売りの場合は「○○円以下」という価格を設定し、執行する枚数を決めます。市場価格が指定価格よりも不利な値段となったときに、指値注文として執行されます。

 

ST注文との違いは、成行注文ではなく、指値注文が執行されることです。成行注文であれば、そのときの約定できる価格で決まるために、より不利な価格、時にはより有利な価格で約定する場合がありますが、指値注文であれば、指定した価格と同じか、より有利な条件でしか約定することはありません。

 

したがって、そのときの値動きによっては、大引けまで約定されない場合もあります。なので、この注文方法は確実なストップロスには使えません。万一のときのより大きなリスクを覚悟できる場合のみ利用しましょう。

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IOC注文

商品取引会社によって用意されている注文方法として、「IOC注文」と呼ばれるものがあります。商品取引会社によっては、用意されていない場合もありえます。

 

IOC注文とは「Immediate or Cancel order」の略で、そのときに指定価格か、それ以上に有利な条件で約定できれば成立させ、そのときに成立できなかった場合は即座に残った注文をキャンセルするといった方法です。

 

市場の価格は常に動いているので、この先にどんな状況になるか分かりません。一度出した注文も、その後の状況の変化によってキャンセルしたくなるかもしれません。しかし、指値で注文が入ったままになっていたら、状況の変化に対応できないままにその注文が約定されてしまうかもしれません。

 

そういう事態を避けるために、IOC注文が利用できます。タイミング重視で「今この条件であれば欲しい」というときに役立てましょう。

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FOK注文

IOC注文によく似た注文で、「FOK注文」というものもあります。これも仲介する商品取引会社によっては、扱っていないこともあります。

 

FOK注文は「Fill or Kill order」の略語です。IOC注文と同じで、そのときに指定した価格かそれより有利な条件で約定されなければ即座にキャンセルされるものですが、IOC注文が注文の一部でも約定できる場合はその分は約定するのに対して、FOK注文では注文の全数が約定できないならば注文の全てをキャンセルするようになっています。

 

一度に同じ価格でそのときに注文を成立させたいときに利用します。

 

特徴としては、IOC注文と同じで価格とタイミングの両方を重視した注文であることは間違いありません。ただし、条件がほかの注文よりもきついために、注文が成立しない可能性も高いのがポイントです。成立しなくてもその後すぐに対応できるときなど、取引に専念できるときに使うのが最も良い方法といえるでしょう。

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逆指値注文

指値注文の逆を意味する「逆指値注文」というのもよく用いられる注文方法です。指値注文が「○○円以下で買う」か「○○円以上で売る」ことを意味するのに対して、逆指値注文はその逆、「○○円以下で買う」、「○○円以上で売る」という注文です。

 

特徴的なのは、わざわざ不利な条件を指定している点です。ST注文と同じく、主にストップロスの目的で利用されます。

 

ST注文との違いは、成行注文ではないことです。なので、成行注文では起こりうること、指定した条件よりも有利な価格で約定されることがありません。かといって、指値注文ではないので、より不利な条件になったからといって約定されないこともありません。

 

あくまでも“逆指値”なので、不利な条件で約定できるときは、必ず注文が成立します。ST注文との違いは、一旦指定の条件に達した場合にすぐに揺り戻した場合に、有利な条件で約定してしまわない、ということです。ストップロスの目的でST注文した場合にせっかく戻ろうとしていたところで手仕舞いしてしまうことのない、“より正確なストップロス”といえるでしょう。

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